2012年6月12日火曜日

IMFの声明は絶好の売り場を提供

本日の12時20分頃にIMFから対日協議後の声明が発表されました。

その声明の中で「円の為替レートは中期的観点から幾分過大評価されている」という部分に市場は反応したようで、10分間に30pips弱も上昇しました。つまりIMFから介入へのお墨付きをもらったと市場は解釈したようです。

このような第三者による声明で上昇した場合は一旦は売り場となるケースが多いです。このようなケースにおけるトレード方法としては、すぐに飛びつくのではなく、チャートの形状で相場が上げ止まったと判断できたら、一番遠い締め切り時間を選んで、相場がだれるのを待ちます。

そして、このようなトレードは東京時間で一旦閉めます。欧州勢やNY勢がどのように解釈するか分からないからです。

私は79.60円より上に行きそうにないと判断した13時30分過ぎに、14時30分締め切りのオプションを選びました。



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2 件のコメント:

  1. こんにちはrnchokeです。
    重要指標発表後にも短時間で急激に上がったりしますが、その時にも上げどまりを確認した上で、50分~1時間程度後が判定時刻のオプションを購入しても、よいのでしょうか?(NYタイムなど)
    いつも回答していただき、ありがとうございます。

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    1. rnchokeさん こんにちは。

      経済指標の結果は中央銀行が政策を決定する材料になります。従って、指標の結果によっては市場の解釈次第でトレンドを形成する可能性があります。
      基本的には、指標発表後に相場が落ち着いて、ラインを引いて分析してからトレード戦略を練る、という姿勢で臨んだ方が良いと考えます。
      私はブログ内で何回が言及していますが、重要指標発表がある日はトレードをしないと決めています。

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