<ドル円1時間足チャート 9時20分頃>
直近のレジスタンスは80.06円付近です。昨日の値動きで80.00円のラインは意味が無くなりました。そして新たに80.06円付近にラインを引きました。サポートは変わらず79.70円付近です。このどちらのラインに先にトライするのかに注目です。
さて、昨日も言及しました市場ポジションの偏り具合について詳細に見ていこうと思います。
①シカゴIMMのネットポジション
例えば「FOREX WATCHER」のサイトで見てみると5万コントラクト以上のネットショートであることが分かります。3週連続でネットショートが減少していますが、それでもかなりのショートポジションを構築したままであることが分かります。シカゴ筋がいつショートポジションを巻き戻すのかに注目です。
②OANDAの未決済ポジション
OANDAのサイトで未決済ポジション状況を確認することができます。これを見ると80円ミドル以上のロングポジションがかなり溜まっていることが分かります。これらのトレーダーは80円ミドルまで上がってくれることを祈っているわけです。少なくとも建値で決済したいですからね。だから80円ミドルから上は重いだろうと想像できます。
③森レポート
「参考になるFXのサイト」 でも紹介しました「森レポート」でもIMMポジションに言及することが良くあります。特にウィークリーレポートでは詳しく言及しますし、デイリーレポートでも売買高の増減による動向を解説することがあります。IMMポジションに限らず、この森レポートは非常に参考になりますし、マネックス証券の口座を持っていれば条件無しで見られますので、ぜひ皆さんにも見て欲しいレポートです。
④外為どっとコムの注文情報
これはポジションではなく注文情報なのですが、外為どっとコムのトレーダーがどの価格に指値注文を置いているかが分かって参考になります。ただ、これは口座を持っていて実際にトレードをしないと見られないので、見られる人は見て損は無い、というくらいの情報です。イメージとしてはこんな感じです。
これらの情報はあくまで市場全体のほんの一部のポジション状況に過ぎないので、これを見てトレードすれば儲かるというものではもちろんありませんが、分析する上では非常に参考になるし、必ずチェックすべき情報だと思います。みなさんにもぜひ分析方法の1つとして取り入れて欲しいと思います。
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こんにちは、毎日ブログで勉強させて頂いてます!
返信削除今日のブログの件なんですが、IMMのネットポジションと、OANDAの未決済ポジションについての内容を、素人でもわかるようにもう少し解りやすく説明して頂けますでしょうか?
面倒だとはおもいますが、よろしくお願いいたします
さくぞうさん こんにちは。
返信削除了解しました。
具体的に見方が分からない箇所というのがありますか?あるいは全般的に分からない、という感じでしょうか?
全般的にです
返信削除すいませんが、勉強したいのでよろしくお願いいたします
管理人さんこんばんは。
返信削除夕方に79.70円のサポートを割りましたが、管理人さんがもしトレードするとしたらエントリーするポイントはありましたでしょうか?
私は、サポートを割ったあと19時過ぎにいったん79.70円迄戻ってきたところでショートしました。結果オーライだったのですが、まだまだ自分の判断に自信が持てないので、参考までに聞かせてもらえればありがたいです。
こちらにもコメントを(笑)♪
返信削除森レポートは過去の記事でのご紹介を何度か目にしていたのですが、資金不足のため利用できなくて残念です。
口座を持つからにはお礼として取引をさせて頂きたい。そんな想いがありますので。。。
(T_T;
情報は持てるに越したことは無いが、選別・消化できなければいけない。ですね。
でも情報に遊ばれる事も勉強とし、その分リスクを抑えて取引する。がやっぱり大切だと思いますが・・・どうなんでしょうね。。。
(^_^;
シカゴ筋がいつショートポジションを巻き戻すに注目とのことですが、「巻き戻す」とはコントラクトが反転する状態のことを指しているのでしょうか?
それとも、加速度的にショートポジションが減少する状態のことを指すのでしょうか?
Misakiさん こんにちは。
削除言われるとおり、いろいろなブログでおすすめのレポートやサイトが紹介されているし、しかも同じ情報に対してして賛否が分かれているので、その中で自分にとって重要な情報とは何かを取捨選択する眼力が必要ですよね。いつも貴重なコメントを頂いて、記事を書く参考になっています。ありがとうございます。
さて、「巻き戻す」ですが、今保持している円ショートポジションを決済するということです。つまりドル円の下落圧力になりますね。
ご返信ありがとうございます♪
削除どちらも外れでしたか (^_^;
ドルで円を売る
(円の需要down、ドルの需要up ⇒ 円安ドル高)
↓
ドルで円を買い戻す
(円の需要up、ドルの需要down ⇒ 円高ドル安)
この後者の時点の状態で、
だからドル円の下落圧力になる。ということですね。
普段ショート・ロングという言葉で考えていないのでたまに混乱しちゃいます(笑)
でも読解力を付けないと情報も得られないので慣れるようにがんばります♪