<ドル円 1時間足チャート>
ドル円は金曜日に重要なライン80.54円付近で攻防を繰り広げました。このライン付近でのトレードについて考えて見たいと思います。図中に①~⑤の番号を振りました。
①:東京時間の14時~15時に80.52円まで上昇した後に急減速
②:NY時間の0時10分頃に80.56円まで上昇した後80.49円で下げ止まり
③:再度1時10分頃に80.54円まで上昇した後80.41円まで下落
④:シドニー市場の薄商いの中、7時35分頃に80.61円まで上昇後、80.48円まで下落
⑤:8時50分頃から9時に掛けて上昇し、1時間足終値で80.54円を上抜く
①はエントリーするか迷いますね。重要なラインだし、1回目のトライは一番跳ね返る確率が高いので、売り上がる戦略もありでしょう。しかし、中途半端な位置で上げ止まった、という印象ですので、無理してトレードするところでもありません。
②はラインにタッチしたところか、少し超えたところで売りエントリーすべきでしょう。締め切り時間の選択は1時ちょうどで良いと思います。つまり、1時間足の終値は80.54円を超えないだろうという判断での選択です。
③も迷いますね。②と間隔が空いておらず、それほど下落せずに再度ラインを試していますので、結果的には跳ね返っていますが、無理してエントリーする箇所では無いと思います。
④は結果的には跳ね返されていますが、早朝の薄商いで難しい時間帯なので無理してトレードする箇所ではありません。
⑤は④から間隔がそれほど空いていませんし、④で一度大きくラインを上抜けており、しかも④でのライントライ後に大きく下落しているわけでもないので、当然見送りでしょう。
今後の相場の考え方ですが、一旦は1時間足の終値で80.54円を上抜けましたが、再度大きく下回ってきました。だからと言って、この80.54円のラインは消すべきではないと思います。何度も跳ね返したのを見ると、やはり重要だと思われますし、 週足で見ればやはりこのラインは効いています。
従って、一度このラインを相場が大きく離れてから、再度このラインに注目するのが良いと思います。つまり、例えば80円前半に下落したあと、このラインに近づいたら売りエントリーする、あるいは80円後半まで上昇したあと、このライン付近まで下落したら買いエントリーする、といったやり方が有効なのではないかと思います。
さて、HIGH・LOW MAJORを始めて3ヶ月が過ぎました。これまでの収支は下図のような感じです。
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