<ドル円 1時間足チャート>
昨日夜のG7電話会合後の安住大臣の「過度の為替変動は悪影響があり緊密に協力、との事項を確認、異論はなかった」という発言を受けて、78.60円のレジスタンスをあっさり超えてきました。従って、78.60円のラインは消しました。一方、弱いながら78.26円付近にラインを追加しました。このままの勢いで78.95円のレジスタンスを突破するのか、あるいはまた78円前半に戻るのか注目です。
介入警戒感から上がっているようですが、実際に介入が入るのかどうか私には知る由もありません。ただ、迷いや不安がある場合はトレードしなければ良いだけです。我々にはノルマがあるわけではないですからね。
迷いや不安があるときにトレードしてしまうと、いざ負けたときに、その負けを認めることができずに熱くなってしまい、さらに損失を拡大してしまう危険があります。迷いや不安が無く、しっかり分析してトレードした場合は、たとえ負けても、その負けを素直に認めることができます。
さて、サポート・レジスタンスラインの引き方について書いてみようと思います。
普段私はチャート全体を眺めて、「ああ、ここにラインが引けるな」という感じで、ぱっと見た感覚ですぐに引いてしまいます。従って、これを言葉で説明しようとすると意外と難しいのです。敢えて言うなら、「そのチャートに線を引くことによって、上下がはっきりと分かれて、なおかつ、なるべく多くのローソク(あるいは髭)が触れるようにして、そして、ローソクがなるべくその線を跨いでいないように引く」、ということでしょうか。
例えば下のチャートを見てください。このチャートにラインを引くとしたらどこに引くでしょうか。
これは比較的分かりやすいチャートだと思います。ラインを引くことによって上下の視界がはっきりと分かれると思います。
本来、ラインとは言っても、売りと買いが攻防を繰り広げた場所ですから、ある程度の値幅を持った「価格帯」ということになります。FXならばそれで良いのですが、HIGH・LOW MAJORの場合は1pipsの差で勝敗が分かれるわけですから、そういうわけには行きません。1本のラインでトレードの基準を決めたほうが良いと思います。
サポート・レジスタンスはどのようなトレード方法をしていても基本となるものですから、ラインの引き方が分からないという方でも、まずは自分で1ヶ月はラインを引いてみてください。そして、チャートがライン上で止まったか、あるいは他に引き方は無かったか、と検証を毎日してみてください。そうすれば自ずとラインを引けるようになると思います。引いたラインが、私がブログで書いているラインと違っていても構いません、私のラインが正解とは限らないからです。正解は相場が動いて見ないと分かりません。あるいは正解が分からない場合も多々あります。それでもラインを引いて検証を続けることによって、自信を持って引けるようになりますし、そうなれば、エントリーがぶれることも少なくなります。
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おはようございます。
返信削除サポレジですが、どこに引くか、悩みます。
今はデモをしながら、4時間足と1時間足でラインをひいています。
自分が見ていない時間の動きなども後から確認し、ここだったら自分はどうしていたか、などと考えた場合も含めると、負けが多いです。
ラインは、管理人さんとは微妙に違うところだったり、自分はいつまでもラインを残したりです。
ラインをどこに引くか、そのラインに到るまでのチャート形状をどう判断するか、それを判定時間にどう反映させるか、などなど、わからないことばかりですが、まずは、1ヶ月、ラインを引き続けます。
この「1ヶ月」という目印?目標?のようなことを、管理人さんに示していただけると、意志の弱い私でもがんばれそうです。ありがとうございます。
shiomusubi こんにちは。
削除コメントで書かれている検証をぜひ続けてください。インジケータの組合せやパラメータの数値で悩むより、はるかに有意義な時間になると思います。