2012年5月11日金曜日

ドル円分析(5月11日)

昨日のドル円は下が固くて、一時80円を回復する場面がありました。しかしながら、結局はNY終値では80.00円を下回り、まだ上値も重いという状態です。

<ドル円1時間足チャート 9時30分頃>

直近のレジスタンスは80.06円付近、サポートは79.40円付近だと思われ、どちらのラインに先にトライするかに注目です。昨日のNY市場の動きを見て、まだ80.00円のラインが意識されているではないかと分析する方もいるかもしれません。私も迷うところですが、私自身は80.06円のラインまで待ちたいと思っています。

さて、私が東京時間だけトレードしているので、このブログで書いているトレード方法は欧州時間やNY時間でも通用するのか、という質問を以前頂きました。そのとき私は「率直に言って分からない」と回答したと思います。
その理由は、私が実際に欧州時間やNY時間にトレードしてHIGH・LOWで継続して利益を上げた実績が無いからです。そういう意味で分からないと回答しました。

東京時間と欧州・NY時間の違いは、重要指標の数と要人発言の有無が上げられると思います。特に渦中のECB総裁の発言や金融市場に最も影響を与えるFRB議長の発言内容によっては、ラインなど簡単に突き抜けてしまいます。

東京時間にトレードするメリットは、このような重要指標や要人発言に対する市場の評価を織り込んだ後のチャートに対して分析を行い、トレードできるということがあります。

従って、基本的には欧州・NY時間であってもラインは機能するはずですが、東京時間のトレードとは違う工夫をする必要があるのかもしれません。一番分かりやすいのは重要指標の発表や要人発言が予定されているときはトレードしないことだと思います。私も東京時間に重要指標の発表があるときはトレードしないと決めています。


話しは変わりますが、HIGH・LOW MAJORの画面に「年間収益」というボタンがあったのですね。実は昨日まで知りませんでした。前からあったのかな? HIGH・LOW MAJORのトレードを開始した3月16日から先週までの収益はこんな感じになっています。


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7 件のコメント:

  1. こんばんは、管理人様♪
    ^_^)

    私は東京時間は仕事なので欧州・NY時間でいつも行っています。
    最初の頃は仕事の合間にネットでこっそり・・・なんて事もしていましたが、仕事にもバイナリーにも悪影響しかなかったので(苦笑)
    その時は各時間の動き方の違いに驚きました。
    今でも時間の境目、特に17時、19時、21時辺りはチョット怖いです・・・(笑)

    「ラインは欧州・NY時間でも機能する」と私も思います。
    今の様なもみ合いが続いている相場なら、かもしれませんが・・・。
    一目均衡表の遅行スパンやローソクの高値・安値で補助ラインも引いていますが、留まりやすさや跳ね返りやすさはミクロな時間スケールでなら機能している様です。
    「遅行スパン」、「高値・安値」が一目均衡表の他4線や時間設定を変えた一目均衡表の5線、ローソク、サポレジなどで跳ね返って、ピンボールの様な動きをするのを確認しています。
    ^_^)o

    重要指標の多さ(時間のダブり)、不意打ちの様にくる要人の発言はとても厄介ですね。
    重要指標の影響の方向性がピッタリ合うと、(クロス円の影響もあって?)価格帯が移動して元の価格帯にはなかなか帰って来ないですし・・・
    High・Low Majyorでは一番の敵だと考えています。

    そういうことを考えると、東京時間のほうが安定していると言えるのでしょうか・・・?
    (^_^;

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    1. Misakiさん こんにちは。

      サポ・レジだけではなく一目も機能するとのこと。そのように自分なりのエントリーポイントを明確にしておけば、有利に取引できますね。
      急な要人発言や突発的なニュース(格下げのニュースなんかがそうですね。)は東京時間にもたまにありますが、運悪くそのときにエントリーしていて負けた場合は、きっぱりと諦めることができるかどうかですね。そこで熱くなって負けを取り戻そうとすると痛い目にあいかねません。
      東京時間は値動きが小さくて、ラインにトライしないことが多くて、欧州やNYでラインを試して跳ね返るのを見ると、それを東京時間にやってくれよ、と思うこともあるんですよねぇ。

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    2. ご返信ありがとうございます(^_^♪

      突発ニュース、東京時間にもあるんですね。
      σ(^_^;

      やっぱり「熱くならないだけの、しっかりとした理由を持った取引を心掛けていく。」が大切ですね。
      今の私の課題の1つです♪

      ラインにトライしないことが多い

      何となくそんな気もしましたが、やはりですか。
      それなりに安定性があるということは、過剰から距離が置かれ易い。。。なかなか届かない。。。
      う~ん・・・すごく歯痒くなりそう(苦笑)

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  2. お世話になっています、rnchokeです。この前も、有難うございました。
    質問ですが、
    日足で上昇トレンド中に、上のレジスタンスや下のサポートを試しに行った場合は、どのような対応が基本になるのでしょうか?
    よろしくお願いいたします。

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    1. rnchokeさん こんにちは。

      上昇相場では基本はサポート付近での買いが有効になります。上昇相場ではショートが溜まっては踏まされるので、押し目買いが機能しやすいです。そして重要なレジスタンスでのみ売ることも選択肢としては有りです。2月から3月の上昇トレンドがそうでした。

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  3. こんにちは。
    例ですが、もし今日の9:25~9:35くらいに80.06を超えたので、ショート(10:00終了時刻)でエントリーしてたらやられた事になりますが、これはどう問題がありますか?

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    1. その少し前の8時57分くらいに80.05円付近まで上昇してラインを試していますね。そして、東京時間が始まる9時ちょうどから下落して、一旦は80.00円を割ります。
      もし相場が弱いなら、レジスタンスを試して再度80.00円を割ったのだから、下落したところで大人しくしているはずですが、そうではなく、すぐに80.00円を回復し、間髪入れずに80.06円のラインに近づいているので、ここでショートは危険だなと判断すべきかと思います。
      つまりそれほど強くないラインだったということになります。
      それとまずは8時57分のトライのときにショートすべきだと思います。ただ、締め切りの選択は難しいですね。

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