ドル円週間分析(6月4日)

<ドル円 週足チャート>

週足チャート上で重要な78.30円を終値で割ってきました。こうなると、次のサポートである77.41円付近およびその下の76.21円付近のサポートを試す可能性が高くなってきました。80.10円のレジスタンスを超えてこないと上昇への視界が開けてこないため、それまでは戻り売りが良いということになります。

<ドル円 日足チャート>

日足上でも明らかに下降チャネルの中にあります。少なくとも下降チャネルの上限79円ミドルを超えない限り、ロングは有りえません。

<ドル円 1時間足チャート>

1時間足チャート上では、直近のレジスタンスは78.60円付近、サポートは77.41円付近であり、どちらとも重要なラインです。

以上、いつものようにチャートを載せましたが、非常に難しい相場になっています。金曜日の雇用統計直後の相場は凄まじいものがありました。 先ほどの9時過ぎにもたったの1分で40pips以上も急騰する場面があり、市場が相当介入に対して警戒しているのが分かります。

今のような神経質な相場において大切なことは相場が動いたときに飛び乗らないことです。本当に介入が入ったかどうかが分かるまでトレードしない方が良いです。そして介入だと分かった後、数10pips下がる押し目がありますから、そこでロングしても十分に間に合います。また、介入ではないと決め付けて急騰したところをショートするのもまた危険です。

介入警戒感が無くなるくらいまで上昇するか、本当に介入が入るまでこのような神経質な難しい相場が続きます。無理してトレードする相場では無いです。休むも相場です。このような相場では損すると熱くなってしまいがちなので、本当に注意が必要です。

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