2012年5月21日月曜日

ドル円週間分析(5月21日)

<ドル円 週足チャート>

ドル円は週足の終値で重要だと判断していた79.50円を明確に割りました。こうなってくると、次の下値の目処である78.30円付近のラインを意識しないわけにはいきません。

79.50円を超えるまでは買い方はかなり苦しい状況です。一方、80.10円を超えてくると今度は売り方が慌て始めるでしょうから、そうなるとドル円にとって視界が開けてくる状況になってきます。

このように週単位の大まかなシナリオを描いておくことは重要です。週足に引いたラインですから、短時間で勝負が付くバイナリーオプションではエントリーポイントにはなり得ませんが、少なくとも80.10円を超えるまではロングは危険だとか、これから急落した場合でも78円半ばからの追っかけショートは危険だというのが事前に分かります。 つまり相場に踊らされることが少なくなります。

今週は22日から23日にかけて日銀政策会議があります。追加緩和は無いというのが市場のコンセンサスのようですが、思惑で相場が急変する可能性もあるので注意が必要です。

また、このように相場が急落してくると、介入の噂が出てきます。この水準での介入は考え難いですが、疑心暗鬼になっている相場では突然急騰する画面が出てきます。その場合は追いかけてロングするのは非常に危険です。

何度も書きますが、急落後の底値でもみ合っている状態ではロングは危険です。上がったところで売れば良い相場です。「下値遊び」はぜひ覚えておいて欲しい言葉です。


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