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2012年7月10日火曜日

昨日(7/9)の相場を振り返る

<ドル円 1時間足チャート>

昨日の14時から15時にかけて79.74円のラインをトライする動きがありました。上図の矢印の足です。それなりに重要なラインだと思っていたのですが、売りエントリーすることができませんでした。この79.74円のラインにトライする前後の1分足チャートが下図になります。

 <ドル円 1分足チャート 7月9日 14時から15時頃>

上図の丸で囲んだ箇所で79.74円のラインにトライしているのですが、 1分で10pips以上も上昇しています。それまで79.65円付近で落ち着いていたのですから、急騰と言ってよいと思います。従って、私は何かの突発的なニュースに反応したのかなと思い、エントリーを見合わせました。そして、ニュースが何か分かったら、そのニュースの内容次第ではエントリーしようと思っていました。

しかし、特にニュースはありませんでした。アメリカの連銀総裁のコメントもありましたが、特にドル円が反応するようなコメントでも無かったし、大口の買いでも入ったのでしょうかね。

このような形でチャートが崩れてしまったので、その後もラインにトライする動きがあったものの、結局エントリーしませんでした。

後から見れば絶好の売り場だったわけですが、「たられば」ですね。ライブで見ていたときはエントリーに躊躇してしまいました。

しかし、何か不安があったり、分からないことが有る場合はエントリーせず、分かりやすい相場のときだけエントリーすることを信条としているので、これはこれで良かったと思っています。

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2012年7月2日月曜日

突発的なニュースが出たときはトレードしない

先週の金曜日(6月29日)の11時45分頃、EU大統領の「ESMからの融資に関する各国政府の優先権を放棄」、「銀行は政府経由ではなく、ESMから直接資本注入可能」などの発言を受けて、ドル安・円安・その他通貨高のリスクオフの巻き戻しが発生しました。

<ユーロドル 1分足 6月29日 11時48分頃>

EU大統領の発言を受けて、ユーロドルは最初の1分で8pipsほど上昇し、その後はたったの15分間で150pips強も上昇しました。

一方のドル円ですが、ドルも円もその他の通貨に対して共に売られたため、それほど影響は無く、20pipsほど上昇しただけでした。ただ、最初の1分間に7pipsほどいきなり上昇しています。急な動きをした場合はドルストレートのチャートを見て確認すべきです。

<ドル円 1分足 同時刻>

今回のEU首脳会議では大した対策は出ないだろうというのがコンセンサスでしたから、この決定はポジティブサプライズでした。何も出ないことを見越してユーロを売っていたトレーダーにとっては災難でした。私も10時から11時のオプションをドル円ショートで売買していたので、危うく巻き込まれるところでした。

このような突発的なニュースは個人トレーダーにはワンテンポ遅れて情報が届きます。従って、チャートがいつもと違う動きをしたときはたとえ分析したラインにタッチしても売買すべきではありません。既にポジションを持っていたときは、運が無かったと思って諦めるしかありません。

突発的なニュースを市場がどのように判断するのかは誰にも分かりません。非常に難しい相場になりますから、わざわざそのようなときに売買する必要はありません。自分が分かりやすいと思ったときだけトレードすれば良いのです。

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2012年6月28日木曜日

三尊天井

私が重要視するチャート形状の3つ目として三尊を紹介します。このチャート形状はみなさんご存知かと思いますが、問題はこのチャート形状をバイナリーオプションでどのように生かすかということです。

<ドル円 1時間足チャート>

三尊は形状が分かりやすいために多くのトレーダーが注目して見ています。そして、いざネックラインを割れると、終値が確定するのを待たずして売りエントリーするトレーダーが大勢います。この分かりやすい形状が故に、だましになることも結構あります。だましとは、ネックラインを割れた後、急速に値を戻して、既に売ってしまったトレーダーが踏まされてしまうと言うことです。つまり、ネックラインを割ったと同時に売ってしまった素人トレーダーが良いように利用されるということです。

このようなだましを回避するために、バイナリーオプションではどのようなタイミングでエントリーするのが良いかと言うと、ネックラインを明確に割った後、今度はそのネックラインがレジスタンスになったかどうかを確認しに来たタイミングで売りエントリーすると言うことです。図中の丸で囲んだ中の矢印部分です。もしネックラインを割った後、そのまま戻りも無く下落した場合はエントリーはしません。

上記のチャート形状は私は大好きで、特にネックライン付近に元々ラインがある場合はいつもよりかなり多めに金額を投入します。

もちろんいつも成功するわけではないですが、この形状で負けた場合は素直に納得できるのです。ネックラインがレジスタンスになったかを試しに行って、あっさり上抜けたりすると、「ああ、やられたな。仕方ないな。」と諦めて、負けを取り戻そうなんて気持ちは起きないわけです。

チャートをずっと見ていると、自分の好きな形というものが見つかると思います。そして、その形状になったらエントリーする、ということを続けるとエントリーの精度が上がってきます。そうしたら、いつもより大目の金額で勝負すべきだと思うのです。

私がこれまで紹介した中で「下値遊び」はあくまでそこでロングしてはいけませんよ、という注意喚起の形状であって、エントリータイミングを示す形ではありませんが、「三段高下+レジスタンスライン」や「三尊天井」は私は大きく勝負しています。

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2012年6月27日水曜日

三段高下

<ドル円 1時間足チャート>

ここ数日の動きを考慮してラインを見直してみました。それと同時にラインの太さを変えることで、ラインの強弱が分かるようにしました。

直近のサポートは昨日の安値付近および6月18日の高値付近を通る79.28円付近、レジスタンスラインは昨日の高値および6月7日の高値の79.77円付近ではないかと思われます。

さて、私が好きなチャートの形として以前に「下値遊び」を紹介しましたが、今日は「三段高下」のチャートを紹介したいと思います。 「さんだんたかした」と読みます。

<三段高下のチャート>

上記チャートの丸で囲んだように三段階で上がったり、あるいは下がったりして、その後反転するチャートです。考え方としては、
①底を打ったり、もみ合いを脱して上昇し、一旦利食いの売りが出て少し下げる。
②再度追随の買いが出て上昇し、利食い売りで少し下げる。
③最後にこれまでの上昇過程で売ったトレーダーが堪らずに損切りの買いを執行し、大きく上昇した後、損切りが出たため、力尽きて反転する。

本当は三段目の上昇が損切りを伴った上昇なので一段目や二段目の上昇より大きくなるのが綺麗な形なのですが、なかなか綺麗な三段高下のチャートは現れません。

この三段高下の形状をトレードにどのように生かすかというと、例えば上記チャートのように三段目の上昇時に上髭を数本出したら、上昇の力が尽きたと判断して売りエントリーします。あるいは三段上昇後にレジスタンスラインに近づいたら、いつもより大目の金額で売りエントリーする、という風にラインの確度を補うものとして使用する方法があります。

チャートを分析するときに、この三段高下の形状も頭に入れて分析してみて下さい。

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2012年6月25日月曜日

80.54円付近のトレードの考え方

<ドル円 1時間足チャート>

ドル円は金曜日に重要なライン80.54円付近で攻防を繰り広げました。このライン付近でのトレードについて考えて見たいと思います。図中に①~⑤の番号を振りました。

①:東京時間の14時~15時に80.52円まで上昇した後に急減速
②:NY時間の0時10分頃に80.56円まで上昇した後80.49円で下げ止まり
③:再度1時10分頃に80.54円まで上昇した後80.41円まで下落
④:シドニー市場の薄商いの中、7時35分頃に80.61円まで上昇後、80.48円まで下落
⑤:8時50分頃から9時に掛けて上昇し、1時間足終値で80.54円を上抜く

①はエントリーするか迷いますね。重要なラインだし、1回目のトライは一番跳ね返る確率が高いので、売り上がる戦略もありでしょう。しかし、中途半端な位置で上げ止まった、という印象ですので、無理してトレードするところでもありません。

②はラインにタッチしたところか、少し超えたところで売りエントリーすべきでしょう。締め切り時間の選択は1時ちょうどで良いと思います。つまり、1時間足の終値は80.54円を超えないだろうという判断での選択です。

③も迷いますね。②と間隔が空いておらず、それほど下落せずに再度ラインを試していますので、結果的には跳ね返っていますが、無理してエントリーする箇所では無いと思います。

④は結果的には跳ね返されていますが、早朝の薄商いで難しい時間帯なので無理してトレードする箇所ではありません。

⑤は④から間隔がそれほど空いていませんし、④で一度大きくラインを上抜けており、しかも④でのライントライ後に大きく下落しているわけでもないので、当然見送りでしょう。

今後の相場の考え方ですが、一旦は1時間足の終値で80.54円を上抜けましたが、再度大きく下回ってきました。だからと言って、この80.54円のラインは消すべきではないと思います。何度も跳ね返したのを見ると、やはり重要だと思われますし、 週足で見ればやはりこのラインは効いています。

従って、一度このラインを相場が大きく離れてから、再度このラインに注目するのが良いと思います。つまり、例えば80円前半に下落したあと、このラインに近づいたら売りエントリーする、あるいは80円後半まで上昇したあと、このライン付近まで下落したら買いエントリーする、といったやり方が有効なのではないかと思います。

さて、HIGH・LOW MAJORを始めて3ヶ月が過ぎました。これまでの収支は下図のような感じです。



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2012年6月21日木曜日

1回勝ったらその日は終了ってなぜ?

<ドル円 1時間足チャート>

昨日のドル円は久しぶりに大きく上昇しました。大きく上昇と言っても50pips程度ですが、最近の動きの中では大きい方でした。

それでも79.72円のレジスタンスラインを超えることは出来ませんでした。さらにその上には79.82円付近にもラインがあるので、80円に乗せるのはなかなか難しそうです。

サポートラインとして79.17円付近のラインをまだ残すかどうか迷うところですが、一応見ておいたほうが良いのではないかと思います。

さて、皆さんの中で1日のトレード回数に制限を設けている方はいますでしょうか?特にその日の最初のトレードで勝ったら、その日はトレードをしない、という人もいるようです。それはなぜでしょうか?

・利益を確保した状態でその日を終えたい。
・欲張ると、ろくなことが無い。

推測するとこのような理由でしょうか。これは2つの意味で良くないトレードだと思います。

①自分が分析した通りのチャート形状になっているのにトレードしないということは、自分の思惑を優先しており、相場に合わせていない。

②目先の利益を追求しており、負けることを怖がっている。つまり負けを認めることが出来ていない。

①はどういうことかと言うと、このようなトレードを継続していると、いつまで経っても自分のスタイルに自信が持てず、いざトレードしようとすると考えがぶれてしまいます。自信が持てずぶれるということは、もし負けたときに素直に負けを認めることができず、余計なトレードをしてしまいがちになります。そして、正しい検証を行えなくなります。常に自分の分析とおりにトレードをして継続して利益を出せる状態であれば、負けたときにも素直に認めることができます。

②は自分のトレードに自信を持てていないということに尽きるのでしょう。 このようなトレードを続けると、コツコツ利益を積み上げることはできるのですが、負けが怖いので、いざ難しい相場が来て負けだすと、それまでの利益を全て吐き出してしまうまで負けを取り戻そうとしてしまいがちになります。

自分が分析したとおりのチャート形状になったら粛々とトレードする、自分に見合った金額に抑える、そして負けを素直に認める、ということが大切なのではないかと思います。

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2012年6月20日水曜日

HIGH・LOWを始めた頃のトレード

私がHIGH・LOWを始めようと思ってデモトレードでいろいろ検証していた頃、一番時間を掛けたのがPIVOTを使ったトレードの検証でした。

<ドル円 1時間足チャートに日足PIVOTを表示>

まず最初に考えたのが、レジスタンスライン1st、2nd、ハイブレークアウトポイント、サポートライン1st、2nd、ローブレイクアウトポイントにタッチしたら、一旦は跳ね返ると予測してエントリーするというものでした。例えば上記チャートの○で囲んだ箇所でエントリーするわけです。チャートを見ると結構跳ね返るように見えますよね。

これだけでは駄目だと分かって、PIVOTに加えて、トレンドラインを加味したり、NR7が発生したらトレードしないとか、いろいろ工夫してデモでトレードしてみたのですが、結局は勝ったり負けたりでした。

他には1時間足の陽線と陰線の統計を出して、例えば陽線が4本連続して出たら売りでエントリーして、負けたら金額を増やしてマーチンゲールのようなトレードをしてみたりしました。まあ、これは非常に危険だし、資金効率が悪いと分かってすぐに検証を止めました。

HIGH・LOWのサービスが始まって、やってみようと思った頃は、エントリーポイントより上に行くか下に行くかを当てれば良いだけで、たった1時間後に判定結果が出るとあって、どうしてもゲーム感覚で考えていました。そのため、エントリーも機械的にできないかと考えていました。

しかしFXとは締め切り時間があるか無いかの違いだけで、分析方法はFXもHIGH・LOWも同じで良いのだと分かってからは、検証方法も充実してきました。そして締め切り時間があるが故に、FXではエントリーポイントになり得ない箇所でもHIGH・LOWではエントリーポイントになり得ると分かってからは継続して利益を出せるようになりました。

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2012年6月19日火曜日

窓埋めトレード

昨日は多くの通貨で窓を開けてスタートしました。

窓(ギャップ)とは金曜日のNY終値と月曜日のシドニー始値が乖離した状態を言います。基本的には月曜日に窓が開くことが多いですが、経済指標発表時にも窓が開くことがあります。

この窓は閉じることが多いという前提の基に、窓を埋める方向にトレードする戦略があります。例えばユーロ/ドルのチャートを見て見ましょう。

<ユーロ/ドル 日足チャート>

昨日のユーロ/ドルは60pipsほど上に窓を開けてスタートし、昨日の内に窓を埋めました。従って窓埋めトレードをしていれば、それなりに値幅を獲得できたことになります。一方でチャート上の○で囲んだ5/4→5/7、および5/11→5/14の窓はまだ埋めていません。

この窓埋めトレードで考えるべきことは非常に多いです。

①窓を開けた要因(ファンダメンタルズ要因、テクニカル要因)
②日足、週足のトレンド
③損切りのポイント
④市場のポジションの偏り具合

①を考えて見ましょう。昨日のギャップアップ(窓が上に開く)の要因は言うまでもなくギリシャの再選挙の結果が無難に終わったことが挙げられます。この要因を受けて、市場で時間が経過するにつれて、さらに窓が開いた方向に動くのか、あるいは窓を埋める方向に動くのかを考えます。ギリシャの再選挙が無難に終わったからと言って、ギリシャの債務問題が片付いたわけではないですし、さらにスペインやポルトガルなど問題を抱えた国が多いので、窓は直ぐに埋まるだろうと考えられます。

②については迷いますね。週足で見ればまだ下落トレンドに見えますが、日足では底を打って反転しているようにも見えます。これが例えば、週足でも日足でも下落トレンドの中にあってギャップアップしたのであれば、ギャップを埋める方向にショートしやすいですよね。

③は各自のトレードの基準に従って損切りポイントを決めることになります。

④は現在一番悩ましいですね。IMMポジションを見ると依然としてユーロショートに偏っています。ネットショートが19万枚以上残っています。ファンダメンタルズ的にはユーロをショートするところですが、このポジションの巻き戻しが一斉に発生したらどれだけユーロが上昇するのか、と思うとなかなか簡単にはユーロをショートできないですよね。

ヘッジファンドの期末が近づいているのでポジションの手仕舞いが発生するだろうという意見もあります。また、アメリカについても今年は大統領選挙があるので、株価を上げる対策を打ってくる可能性が高いです。それはつまりFRBも何らかの緩和策を打ち出す可能性があるということです。ということは米ドルの下落に繋がるわけですから、総合的に判断してユーロ/ドルは上昇するだろうから、まだ埋めていない窓を埋めに行くだろうという戦略の基にトレードする、ということも考えられます。

以上のように、窓埋めトレードも考える要素がたくさんありますが、戦略の1つとして私は「有り」だと思います。これを極めれば非常に大きな強みになると思います。そして、自分が思った方向に相場が動いても、なかなか利を伸ばすことができず、すぐに利食いしてしまう、と言う人にはメリットが多いと思います。なぜなら、窓を埋める位置が利食いポイントになりますから、少なくともそこまでは利を伸ばすことができます。

ちなみに窓が開いているかどうかは、6時や7時からトレードが可能な業者のチャートを見ても正確には判断できません。シドニー・ウェリントン市場からトレードができるSAXOBANK系の業者のチャートで判断する必要があります。私が日頃使っているマネーパートナーズのチャートではドル円はまだ窓を埋めていませんが、SAXOBANKのチャートで見ると、昨日の早朝にすでに埋めています。

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2012年6月18日月曜日

今はトレードする環境では無い

ギリシャの再選挙は最悪の結果は免れたようです。しかしギリシャの問題は何も解決していません。本当に緊縮政策を取れるのか、ギリシャ国民が緊縮に耐えられるのか、これからが本当の勝負です。

今日から明日にかけてG20が開催されます。ギリシャの再選挙後の動向もこれから進展があるでしょうし、それを受けて、G20でどのような声明が発表されるか分かりません。

また19日から20日にはFOMCが開催されます。ここ最近の米経済指標の悪化を受けて、俄にQE3の期待も大きくなっているようです。実際にされるかどうかではなく、市場がFOCMの結果前にどのような思惑を抱くかが問題なのです。

何が起こるかわからない、どのような要人発言や声明が発表されるか分からないこのような相場でわざわざトレードすべきではありません。 トレードで大切なことは大損せずに継続することです。一攫千金を獲得することではありません。

いくらでも分かりやすい相場があるのに、なぜこのような分かり難い相場でわざわざトレードするのでしょうか。少なくとも、FOMCが終わる6月20日まではトレードする環境では無いと思います。

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2012年6月6日水曜日

ドル円分析(6月6日)

<ドル円 1時間足チャート>

昨日夜のG7電話会合後の安住大臣の「過度の為替変動は悪影響があり緊密に協力、との事項を確認、異論はなかった」という発言を受けて、78.60円のレジスタンスをあっさり超えてきました。従って、78.60円のラインは消しました。一方、弱いながら78.26円付近にラインを追加しました。このままの勢いで78.95円のレジスタンスを突破するのか、あるいはまた78円前半に戻るのか注目です。

介入警戒感から上がっているようですが、実際に介入が入るのかどうか私には知る由もありません。ただ、迷いや不安がある場合はトレードしなければ良いだけです。我々にはノルマがあるわけではないですからね。

迷いや不安があるときにトレードしてしまうと、いざ負けたときに、その負けを認めることができずに熱くなってしまい、さらに損失を拡大してしまう危険があります。迷いや不安が無く、しっかり分析してトレードした場合は、たとえ負けても、その負けを素直に認めることができます。


さて、サポート・レジスタンスラインの引き方について書いてみようと思います。
普段私はチャート全体を眺めて、「ああ、ここにラインが引けるな」という感じで、ぱっと見た感覚ですぐに引いてしまいます。従って、これを言葉で説明しようとすると意外と難しいのです。敢えて言うなら、「そのチャートに線を引くことによって、上下がはっきりと分かれて、なおかつ、なるべく多くのローソク(あるいは髭)が触れるようにして、そして、ローソクがなるべくその線を跨いでいないように引く」、ということでしょうか。

例えば下のチャートを見てください。このチャートにラインを引くとしたらどこに引くでしょうか。


これは比較的分かりやすいチャートだと思います。ラインを引くことによって上下の視界がはっきりと分かれると思います。

本来、ラインとは言っても、売りと買いが攻防を繰り広げた場所ですから、ある程度の値幅を持った「価格帯」ということになります。FXならばそれで良いのですが、HIGH・LOW MAJORの場合は1pipsの差で勝敗が分かれるわけですから、そういうわけには行きません。1本のラインでトレードの基準を決めたほうが良いと思います。

サポート・レジスタンスはどのようなトレード方法をしていても基本となるものですから、ラインの引き方が分からないという方でも、まずは自分で1ヶ月はラインを引いてみてください。そして、チャートがライン上で止まったか、あるいは他に引き方は無かったか、と検証を毎日してみてください。そうすれば自ずとラインを引けるようになると思います。引いたラインが、私がブログで書いているラインと違っていても構いません、私のラインが正解とは限らないからです。正解は相場が動いて見ないと分かりません。あるいは正解が分からない場合も多々あります。それでもラインを引いて検証を続けることによって、自信を持って引けるようになりますし、そうなれば、エントリーがぶれることも少なくなります。

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2012年6月5日火曜日

ドル円分析(6月5日)

昨日のドル円は大した動きが無かったため、サポート・レジスタンスの変更は特にありません。
気になるニュースとしては、本日の夜にG7緊急電話会議があるということです。今更G7に期待できることは無いと思うのですが、思惑で相場が動くとやりにくいですね。

さて、下のチャートはドル円の1時間足に24本単純移動平均線を表示したものです。


この移動平均線をエントリーポイントやシグナルとして使用している人は結構いますね。例えば図中の矢印の部分、つまりローソクが移動平均線を越えたところで売買すれば、一見かなり勝てそうな感じがします。エントリーできる回数も多そうです。

ではこの移動平均線とは何を表しているのでしょうか?

その名の通り、上記の例で言えば、過去24時間以内の1時間足終値の平均値です。でもこのレベルの解釈で終わってはいけません。終値の平均値ですから正確には言えませんが、ただ、過去24時間以内に売買した買い方と売り方のどちらが有利かを分かりやすくしている、ということが言えると思います。

つまり、相場が移動平均線の上にある場合は、過去24時間以内にロングした人は利益が出ている状態、逆にショートした人は損失を抱えている状態であり、買い方有利の戦況にある、という解釈ができると思います。

では次に重要になってくるのが、何本の平均を使うかということです。上記で24本としたのは、ドル円は短期売買が多いので、単純に過去1日の平均を使ったというだけです。

フィボナッチ数列を使う人が多いようです。5本、13本、21本、89本辺りでしょうか。 あるいはきりの良い20本、100本、200本を使う人もいるようです。

私は移動平均線とはある一定期間に売買した買い方と売り方のどちらが有利かを示すものであって、エントリーポイントにはなり得ないと思っていますし、どの本数を選ぶかは重要ではないと思っています。それに買い方と売り方のどちらが有利かはチャートの形状の方が判断できると思っています。ただこれはあくまで私個人の考えです。

移動平均線を使うなとは言いません。ただ、その意味するところは何か、そしてどんなところに優位性があるのかを自分なりに理解して使用して欲しいのです。有名な本やブログに書いてあったから、なんとなく使用する、というのでは進歩がありません。自分で理解できていないと、勝てなかったときに要因を分析できず、ちょっとでも連敗すると、すぐに他のトレード方法を模索してしまい、無駄な時間を過ごしてしまいます。

他のインジケータも同様です。その計算式を理解するだけでは駄目で、そのインジケータが何を意味しているのか、そしてどのような優位性があるのかを理解して使わないと進歩が無い、というお話しでした。


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2012年6月3日日曜日

(続)シグナル配信と商材の販売開始

土曜日は久しぶりにランキングに登録されているブログをひと通り見てみました。その半数以上のブログはだいたい同じ趣旨でした。あまりにも驚愕だったので、その趣旨をまとめてみようと思って書いたのが昨日の記事です。つまり、その半数以上のブログ運営者に見てもらうのを目的として書いた記事です。昨日の記事で私が言いたいことは、ブログを書いている人なら分かると思いますので、敢えて詳しいことは書きません。

そして、エントリータイミングを示してくれる商材やシグナル配信を模索している人は、昨日の記事を見てどう思ったでしょうか?露骨な価格設定にしましたが、では1万円ならどうですか?配信を受けたいと思いますか?商材を購入しようと思いますか?ちなみに、私のトレード方法では、単純にこうなったらこうトレードすれば良いというような売買タイミングを示す商材は作れませんし、1分1秒を争うHIGH・LOW MAJORにおいて、自分でトレードしながらシグナル配信をするなんて芸当はとてもできません。

商材で継続して利益を出せている人はいません。それなのに商材について次のように考えていませんか?

①中には本当に儲けられる商材があるのではないか。
②利益を出せないのは、自分が商材を理解できておらず、使いこなせていないからではないか。
③商材とはそもそも、そのまま使用しても利益を出すことはできず、自分なりに工夫したり、改良することによって利益を出せるようになる。
④商材では利益を出せないが、トレードの考え方として勉強になる部分がある。

本当ですか?では、その商材を作成した人の目的は何でしょうか?

上記のような考え方をしているうちは、トレーダーとしてスタートラインにすら立っていないということです。スタートラインに立っていないのだから、何をどのように努力しても前に進むことはできません。他の物に頼って、自分で考えようとしない人はいつまでも無駄な時間を過ごすということです。

このようなレベルを脱して初めてトレーダーとしてのスタートラインに立てます。そこから先には長く険しい道が待っていますが、それでも努力することによって一歩ずつ進むことができます。

このブログも同じです。このブログに頼っているうちは、スタートラインには立てません。でもスタートラインがどこにあるかを示すことはできます。

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2012年6月1日金曜日

5月の収支

安住大臣等の口先介入で78.60円付近のラインまで上昇してきたので、ショートエントリーしました。


口先介入で上昇した分はすぐに落ちるだろうと判断していたのですが、78.65円付近まで上昇しました。完全に負けトレードでした。ただ、下落トレンドにおけるライン付近でのショートエントリーですので、たとえ負けたとしても納得いくトレードです。

相場が動いています。昨日の下落相場で多くのトレーダーはどのようなトレードをしたのでしょうか。参考までにOANDAのポジション状況を見てみると、78円台後半から半ばのロングが増えています。なぜこのような明確な下落トレンドでロングするのか全く理解できません。一方で、78円前半でのショートポジションも増えています。週足チャートでラインを引けば、78.30円付近にラインがあるので、この付近でショートするのは危険だと分かるはずです。

継続して利益を上げるためにはメンタル強化や資金管理ももちろん大切なのですが、それよりも基本的なトレードの方法や相場に対する考え方を身に付けることが重要だということが分かると思います。このような相場でロングする人や、78円前半でショートする人がいくらメンタルを強化して資金管理をしっかりやったところで、継続して利益を上げることはできません。


さて、5月も終わりましたので、ここで5月の収支をまとめたいと思います。

収支:+672,000円
勝ちトレード:14回
負けトレード:4回

5月を振り返って見ると、80円台半ばが重く、だらだらと下げた月でした。そして今年2月以来の78円台を付けて、安値引けをしています。買い方にとってはかなり部が悪いチャートです。週足を見ると、少なくとも80.10円を週足終値で上回らない限り、買い方は不利です。つまり戦略としてはそれまではロングは禁物ということです。週間分析はまた来週月曜日にアップしたいと思います。

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2012年5月31日木曜日

トレード手法で悩んでいる方へ

<ドル円 1時間足チャート>

昨日は久しぶりに動きがあり、一時79.00円を明確に割りました。78.95円のサポートラインを何とか維持し、NY終値は79円を回復していますが、現在はまたこの78.95円のラインを割ってきています。次のサポートラインは78.60円付近です。

通貨の強弱は「円>ドル>>その他通貨」という流れが続いています。ただ、ドル円も追いかけて売るのではなく、今までサポートだったラインがレジスタンスになったかどうかを試しに行った局面まで待って売るのが良いと思います。

このレベルになると介入への警戒感が湧いてきます。このレベルで介入があるとは思いませんが、さも介入が入ったかのように急騰する場面があるかもしれません。そのような場合は追いかけて買うのは危険ですので注意しましょう。


さて、バイナリーオプションカテゴリやドル円カテゴリの中で私が良く見るブログがあるのですが、みなさんにも参考になりそうな記事がありましたのでご紹介します。

カーブフィッティングとフォワードテスト

この記事と自由度バイアスに関する一連の記事は、トレード手法について悩んでいる人には参考になるのではないかと思います。私は商材もインジケータもその全てを否定していて極端であるため、あまり参考にならない部分があるかもしれません。その点、上記の記事は分かりやすく解説してくれています。

バックテストで良い成績を取るために、いろんなインジケータを組み合わせたり、パラメータを変更したりして、研究する人は多いと思います。それでもなかなか利益を上げられずに悩んでいる人はこの記事を読んでみると良いかもしれません。

これからも良い記事がありましたら紹介したいと思います。


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2012年5月30日水曜日

最適なポジションサイズとは

<ドル円 1時間足チャート>

昨日のドル円も79.37円~79.64円という非常に狭い範囲でのもみ合いに終始しました。

従って、特にラインに変更はありませんが、東京時間限定で79.60円付近で売ってみても良いかもしれません。

本日もドル円に影響を与えそうな経済発表もありませんので、明日のADP雇用統計か金曜日の雇用統計まで動かないかもしれません。


さて、バイナリーオプションの1回のトレードに投入する金額はみなさんいくらくらいでしょうか?
私の考えとしては、1日トータルの損失額は多くても口座資金の5%以内に抑えるべきだと思います。100万円あれば最大で5万円くらいまでの損失額に抑えるようにトレードすべきでしょう。これくらいなら、月単位で見れば、十分に損失を取り戻して、かつ利益を上げることが可能だということです。損失が5%に達したら、その日のトレードはきっぱり止めるなど、自分なりにルールを定めて、それを守ることが重要です。

これはあくまで最大損失額の目安であって、 1トレード辺りの最大投入資金は人それぞれだと思うのです。
例えば、
・オプションを購入した後ドキドキする。
・締め切り時間まで不安でしっかりチャートを見ることができず、祈ることがある。
・負けたときはかなりショックを受ける。

上記のどれか1つでも当てはまる場合はあなたにとって購入金額が大き過ぎる可能性があります。上記の心理状態でトレードを続けると、負けたときに熱くなっ て、早く損失を取り戻したいという衝動にかられます。そうすると、チャートポイントでは無いところでトレードしてしまい、さらに損失を膨らます危険があります。

毎月安定して利益を上げるためには、しっかりチャート分析してエントリーポイントを決めることも重要ですが、上記のように自分に合った購入金額でトレードすることもまた重要だと思います。


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2012年5月10日木曜日

昨日の相場の考え方

昨日は17時以降にサポートとしていた79.70円のラインを割りました。その前後のトレードの仕方について具体的に説明したいと思います。

<ドル円1時間足チャート 9時40分頃>

まず1つ目の考え方としては図中①の矢印の時間帯で79.70円のラインに近づいたときに、これまでと同様にサポートされて上昇するだろうと考えてロングするやり方があります。ただし、このブログでも日足の下降トレンドやポジションの偏り具合からロングは危険だと再三書きました通り、本来ならばこの選択肢は有りえません。しかしながら、このライン付近でロングする人が大勢いるのです。下図のOANDAの未決済ポジション状況を見てください。


図中の赤い線で囲んだ付近でロングポジションを構築した人が大勢いることが分かります。 この人たちがどのような考えでロングしたのか想像してみると、「ここまで下がったのだから少しは反発するだろう」という値ごろ感による安易な考え、「またこのラインでサポートされるだろう」という日足による分析不足、「ここまで下げたら介入するだろう」という根拠の無い予想、などが考えられます。このような相場状況でロングする人たちは、もちろんこのロングポジションで利益を上げられる可能性も十分ありますが、継続して利益を上げられない人たちです。

さて、2つ目のトレードの考え方としては図中②の矢印で79.70円のライン付近まで戻ったところをショートするやり方です。 私ならここで特に1分足を見るまでも無くショートしたと思います。なぜなら、昨日の相場は明らかに弱かったです。それまで何度か80円を試しては80円以上に定着することができずに、買い方が諦めたような投げが出ていたような感じでしたし、上がだめなら下を試そう、という感じで、とても上がりそうに無い相場です。

3つ目の考え方としては図中③の矢印で再度ライン付近に戻ったところを売るやり方もあると思います。昨日はNY市場では重要な指標が無かったので、純粋にラインが機能すると考えればこの③でも売る戦略はありだと思います。

少なくとも日足の下降トレンドライン(本日時点では80.50円付近)を上回るまではロングする環境ではありません。それと同時に79.40円付近にラインがあるのでこの付近でショートすべきではありません。上図のOANDAを見てください。79.50円より下でショートしている人も結構いますね。相場が下がっているので飛び乗ってショートする人がいるのです。しっかりサポート・レジスタンスを引いていればこのような位置でショートすべきではないというのが分かるはずです。

OANDAのポジション状況は市場のほんの一部に過ぎませんが、市場全体の縮図としてある程度参考になるし、みなさんもこのポジションを見ながら、他のトレーダーがどのような気持ちでポジションを持ったのかを考えてみてください。そして相場がどう動けば、他のトレーダーが苦しくなるのかが分かれば、逆の有利な立場に立てますね。


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2012年5月9日水曜日

ポジションの偏り具合のチェック

ここ数日ドル円は狭いレンジ内での動きが続いています。

<ドル円1時間足チャート 9時20分頃>

直近のレジスタンスは80.06円付近です。昨日の値動きで80.00円のラインは意味が無くなりました。そして新たに80.06円付近にラインを引きました。サポートは変わらず79.70円付近です。このどちらのラインに先にトライするのかに注目です。


さて、昨日も言及しました市場ポジションの偏り具合について詳細に見ていこうと思います。

①シカゴIMMのネットポジション
例えば「FOREX WATCHER」のサイトで見てみると5万コントラクト以上のネットショートであることが分かります。3週連続でネットショートが減少していますが、それでもかなりのショートポジションを構築したままであることが分かります。シカゴ筋がいつショートポジションを巻き戻すのかに注目です。

②OANDAの未決済ポジション
OANDAのサイトで未決済ポジション状況を確認することができます。これを見ると80円ミドル以上のロングポジションがかなり溜まっていることが分かります。これらのトレーダーは80円ミドルまで上がってくれることを祈っているわけです。少なくとも建値で決済したいですからね。だから80円ミドルから上は重いだろうと想像できます。

③森レポート
参考になるFXのサイト」 でも紹介しました「森レポート」でもIMMポジションに言及することが良くあります。特にウィークリーレポートでは詳しく言及しますし、デイリーレポートでも売買高の増減による動向を解説することがあります。IMMポジションに限らず、この森レポートは非常に参考になりますし、マネックス証券の口座を持っていれば条件無しで見られますので、ぜひ皆さんにも見て欲しいレポートです。

④外為どっとコムの注文情報
これはポジションではなく注文情報なのですが、外為どっとコムのトレーダーがどの価格に指値注文を置いているかが分かって参考になります。ただ、これは口座を持っていて実際にトレードをしないと見られないので、見られる人は見て損は無い、というくらいの情報です。イメージとしてはこんな感じです。


これらの情報はあくまで市場全体のほんの一部のポジション状況に過ぎないので、これを見てトレードすれば儲かるというものではもちろんありませんが、分析する上では非常に参考になるし、必ずチェックすべき情報だと思います。みなさんにもぜひ分析方法の1つとして取り入れて欲しいと思います。


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2012年5月2日水曜日

メンタルが先か、勝てるようになるのが先か

以前メンタル面について書いて欲しいと言う要望を頂きました。おそらく期待された内容とは異なるかと思いますが、私が経験から得たことを書きたいと思います。


FXやバイナリーオプションで勝つために重要なことはトレード手法ではなく、メンタルと資金管理である、とは良く言われる話です。本当でしょうか?

確かに重要です。しかしながら、トレードで勝てない人に対するアドバイスとしては少し違うと思います。メンタルの弱さは結局は気持ちに余裕が無い事が要因だからです。負けてばかりの人に対して、負けても熱くなるな、ポジポジするな、と言っても無理でしょう。それが大切な事だとは分かってはいるが止められません。

ではどうしたら良いかと言うと勝てるようになることです。それしかありません。勝てるようになればポジポジ病も無くなるし、負けても取り戻せる自信があるから気持ちに余裕が出来て、熱くなってハイリスクを冒すことも無くなります。

私も以前はポジポジ病だったし、負けたときは熱くなってすぐに取り返そうとして、さらに損を膨らます、なんてことを何度したか分かりません。ではそれをどのように克服したかと振り返って見ると思い出せない。いつの間にかそういうことが無くなっていた、というのが正直なところです。そしてそれは勝てるようになって気持ちに余裕が出てきたからではないかと思うのです。

HIGHLOW MAJORのトレードにおいても月に数回は負けます。そのような場合でも事前にしっかり分析して納得してトレードしているし、負けてもトータルとして利益が出ているので、「あ~、分析が間違っていたな。」って納得してそれで終われるわけです。 ところがトータルがマイナスだと、早く負けた分を取り戻したいと思ってしまいます。分析したとおりの形になるまで待てずに中途半端なところでエントリーしてしまう。当然でしょう。冷静でいられるわけがありません。


「してはいけないこと」に書いた内容も重要ですが、それだけではだめで、勝てるための具体的なトレード方法も同時に重要なのです。勝てない人は具体的な勝てる方法を求めているはずです。私も昔はそうでした。それは何も聖杯を求めているわけではありません。正しいトレードの考え方とは何かということです。勝てている人はどのようなトレードをしているのかという具体例です。勝てるようになれば気持ちに余裕が出来るし、そうすればポジポジ病も無くなり、負けても熱くなることも無くなります。

負けている人にとっては勝つことが何よりの薬だと思います。人間そう簡単には変われません。欲望を抑えることなんてできません。だからまず勝てるようになることです。それまでは金額を抑えてください。負けても冷静でいられる金額にすることです。ただそれだけを守って下さい。それまではメンタルのことは気にせずに、ポジポジしてください。そして勝てるように日々トレードを振り返り、チャートとにらめっこすることです。

メンタル面について知りたい人は良い本があるのでそちらに譲りたいと思います。
例えば、「ゾーン 相場心理学入門」、「投資の行動心理学」辺りを読めば充分です。

正しいトレード方法とは何か、どう書けば読者に伝わるか、まだまだ暗中模索の状態です。日々悩みながら書きたいと思います。


※次回の更新は5月7日を予定しています。


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2012年4月29日日曜日

なぜインジケータは役に立たないのか?

MACD、ボリンジャーバンド、ストキャスティクス、一目均衡表、RSIなどなど世にインジケータはたくさんあります。

私も昔はインジケータに没頭しました。いろんなインジケータを組合せたり、パラメータを変えながらEAをプログラミングして、バックテストを繰り返しました。そして右肩上がりのグラフが出来ると喜んでそれを基にトレードするのですが、上手くいかず、上手くいかなかった原因を分析してEAの条件を変えてまたバックテストして。。。の繰り返しでした。
結局継続して利益を上げることはできませんでした。

そうやってインジケータを使ったトレードにかなりの時間を費やしましたが、今でも解決していない問いがあります。
例えばMACDのパラメータにEMAとして12本と26本がデフォルトで設定されます。ではなぜ12本と26本なのでしょうか?パラメータの数値を変えている人もいるでしょう。ではなぜその数値なのでしょうか?優位性はなんでしょうか?パラメータを変えたらシグナルも変わるのですから、パラメータの数値は重要です。
他のインジケータでも同様です。そのパラメータに設定した理由は何か?どのような優位性があるのか?

ダイバージェンスの発生とトレンドの転換の関連性は何か。パラメータを変えるとダイバージェンスが発生したりしなかったりするのはなぜか?

私には明確な理由も優位性も見つけることはできませんでした。

逆に言うと、明確な理由と優位性を見つけることが出来れば、そのインジケータを使用して継続して利益を上げることができることになります。

例えば世界中の多くのトレーダーがそのパラメータを使っているからという理由をあげる人がいます。本当に多くのトレーダーが同じインジケータを同じパラメータで使用しているのでしょうか?

あるいはバックテストで良い結果が出たことを理由に上げる人がいます。毎日多くのトレーダーが入れ替わり、同じトレーダーでも考えは変わるし、世界情勢は日々変化します。過去に1つとして同じ形状のチャートは存在しないのですから、バックテストが良くても、将来同じ結果になることはまずありません。

同じ発想で、過去の気象条件と比較して天気を予想するように、現在のチャートと同じ形状をした過去のチャートを探して未来を予想するサービスがありますね。これも上記と同じ理由で役に立ちません。

以上が私がインジケータをトレードで使用しない理由です。つまり売買が集まるポイントなりチャートポイントを見つけられる優位性がないのです。

自分と全く同じ考えを持った人がいて、あなたはその人を信頼して自分の資金を預ける事ができるでしょうか。その人がMACDとストキャスティクスを組み合わせてこういう条件が揃ったらトレードすると説明したら、納得してお金を託すことができるか考えてみて下さい。


インジケータとは違いますが、波動論やサイクル理論を使って、今年中にドル円が90円や95円を超える、なんて言う人がいますね。そこまで行くと占いと同じですね。当たるも八卦、当たらぬも八卦です。


ではサポート・レジスタンスが有効である理由と優位性は何でしょうか。サポートラインを引けると言うことは、その付近で売ったり、買ったりした人が相当数いるということです。売ってしまった人はそのラインまで戻ったら同値撤退しようと待ち構えている人が大勢います。また前回そのライン付近で買おうと思っていて買えなかった人がラインまで戻ってきたら買おうと思っている人もいるし、その付近のストップロスを狙って売ろうと待ち構えている人もいます。ライン上で止まった回数が多いほど、多くのトレーダーがそれだけ注目することになり、より多くの売買が発生します。それがつまりチャートポイントになるということです。

サポート・レジスタンスを引くことは必要条件であり、十分条件ではありません。そのライン上でどのような動きをするのかを分析できて初めて利益に繋がります。


インジケータの話は賛否両論あると思います。インジケータに優位性はあるという方の意見をぜひ聞きたいし、優位性を見出している方はトレードスタイルを維持して良いのではないかと思います。なぜなら負けたときに要因を分析して次のトレードに繋げる事ができるからです。
逆に上記の内容に反論できない方はインジケータは使用しない方が良いでしょう。負けたときにどのように反省して良いかが分からず、無駄な時間を費やすだけだからです。


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2012年4月27日金曜日

トレードをする上で大切なこと

トレードで大切なこととは何でしょうか?

サポート・レジスタンスの数値でしょうか?あるいはその付近でのトレードの仕方でしょうか?
どれも違います。

ブログでサポート・レジスタンスを書いても、では相場が近づいたときにどのようにトレードするかを私が事前に提示することはできないわけです。なぜならサポート・レジスタンスに至るまでのチャートの形状や背景は無数のケースがあるからです。従って、私がトレードした後に、このような理由でこのようにトレードしました、という1例を提示することしかできません。例え私が事前にトレード方針を書いたとしても、チャートの形や相場の雰囲気などから直前に考えを変えることもあります。相場ですから当然ですよね。

私ができることは、道に迷って遠回りしている人がいたら、正しい道に戻れるようにきっかけを作ることだけです。その後の道は自分自身で進むしかありません。それはつまりトレード経験です。自分で考えてトレードを継続し続けて成長するしかありません。

私が記事に書いているトレード方法を参考してももちろん良いですし、全く違う方法を選択しても構いません。やりかたは人それぞれです。


正しいトレード方法ならば何でも良いわけです。その方法に基づいて自分でトレードしながら経験を積んで、自分のものとして昇華させなければなりません。

正しい道を進んで経験を積んでください。そのために大損して退場しないでください。私がこのブログで最初に「してはいけないこと」を書いたのはそのためです。むやみにハイリスクを摂って大損しないでください。自分で考えて継続してトレードを続けて経験を積んでいけば、きっと利益をあげられるようになります。

決してインジケータに頼ったりせず、自分でトレード戦略を考えて下さい。楽して手っ取り早く利益を上げる方法はありません。

世の中にはバイナリーオプション向けの情報商材が溢れています。「勝率○%」、「誰でも出来る」、「過去実績で○円の利益が出た」などの宣伝文句が踊ります。断言しますが継続して儲けることはできません。無数のチャート形状や背景が存在する以上、単純にこうなったらこうトレードすれば良い、などとは決して言えないということは容易に想像できますよね。

また、トレードの考え方について書かれた商材もありますが、本当に大切なことは自分で考えてトレードを継続し、経験を積むことなのです。トレードの考え方は別に特別なことは何も無く、高いお金を出さなくても本やブログなどに書かれていることで十分です。

このブログを読んでくれている方々には、つまらない商材に手を出して、お金だけではなく、時間を無駄にしてほしくはありません。商材はたかだか数万円です。でもその商材を使ってトレードしたら、本来なら経験を積めたはずの貴重な時間を無駄にしてしまいます。そして間違った道に進んでしまう危険があるのです。

私も昔はいろんなブログを見て学びました(反面教師になるブログも含めて)。稼げるようになった人は皆そうでしょう。ブログや本を見たり、人から教えて貰いながら自分のものにしていったはずで。一から全部自分で考えた人などいないはずです。だから今度は私が情報提供する番だと思っています。自分が必死になって獲得したものだから他人には教えない、などと言う人もいますが、それはちょっと違うと思います。

私が書いている内容はあくまでケーススタディに過ぎませんが、みなさんの参考になれば幸いです。そして最終的に自分のトレード方法を確立できるかどうかはみなさんの努力に掛かっています。


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